ファッション誌のモデルが着ているアイテムを実際に購入して着てみても、案外、思った通りの見た目にはならないものです。また、インターネットで拾ったオシャレな人の真似をしてみたのに、何故か格好良くならないという事も多くあります。これは、決してモデルとなっている方と体格が違ったり、顔形が違ったりするからではありません。アイテムの選び方を変えれば、イメージ通りの格好良いコーディネートになるものです。
何故、モデルと同じような見た目にならないのか。その秘密の1つはシルエットにあります。例えば、ヨーロッパのオシャレな方を写した画像、特にデニムを穿いた画像は脚が綺麗に見えるものです。これを脚が長いから綺麗に見えると判断するのは早計で、実際はシルエットが綺麗に見えるアイテムを選んでいる。
つまり、ファッションの基本を忠実に守っているから格好良く見えるのです。例えば、脚が長く綺麗に見えるようにするには、スキニーデニムやテーパードパンツのように、細身のアイテムを選択すると良いものです。できれば、洋服直しの専門店で裾上げをしてもらったり、裾幅を詰めたりしてもらうと良いでしょう。裾上げはボトムスを購入した店舗でもできますが、裾幅を詰める事は難しいものです。
裾上げをしっかり行えば裾に皺が寄りにくくなり、脚が長く綺麗に見えやすくなりますし、裾幅を詰めると足首が細く見えて、より脚が長く綺麗に見えるようになるものです。ファッションは奥が深いものです。容姿や体格に恵まれているだけの方が、適当に服を着ても格好良くはなりません。自分の体格に合ったアイテムを選んで、格好良く見えるようにコーディネートしているからこそ格好良く見えるのです。
誰にでもできるものですが、諦めたり無頓着だったりする方が多い為、誤解が生じているに過ぎません。格好良く着こなせる方法を知ろうと努力する人は、確実に格好良く見せられるようになります。