ファッションアイテムを選ぶのは、自分の目と頭とを使って行わなければいけません。ショップの店員さんにお任せ、マネキン買い、いずれも楽な方法ですが、店員さんが常に顧客に対して良い服を選んでくれるとは限りませんし、マネキンが着ている衣服が、他人から見ても格好良いと保証されている訳でもないものです。たとえ、信頼の置ける店員さんが居るショップや、センスの良い展示をしているショップから購入しても、何が良いのかわからなければ、いつまで経ってもオリジナルのファッションは確立できません。ファッションは一見、複雑に見えるものです。
確かに複雑ではありますが、基本は簡単であり、その複雑さは誰でも理解していけるものです。シルエットを意識する事、カラーの選び方、デザインの選択等を身に付ければ、初心者でも自力で服を選ぶのは難しくありません。例えば、シルエットは全身を細く見せるのが、初心者でも失敗しにくいコーディネートになります。足元はシンプルで爪先が長く、幅も細い黒の革靴、ボトムスは体にフィットするような細身で黒色のもの、トップスもやはりタイトな寸法で作られた細身で白い路ものを選びます。
この上で、アウターに自分が好きな色のアイテムを、タイトな寸法のものの中から選んで着てみると良いでしょう。完璧とは言えないまでも、着替えの途中でこれまでのファッションとはレベルが違う事がわかるでしょう。こうしたコツを1つ身に付けて自信を得れば、別のコツを身に付けていくモチベーションになります。学ぶ内に自分で格好良く見える方法を発見していく事もできるようにもなりますので、自分の目と頭とを使って服を選び、コーディネートする事が成長の足掛かりになってくれます。